外国人夫が日本の運転免許証を取得!「外免切替」の費用と方法を解説

外免切替のイメージ

車の運転ができれば、旅行や普段の生活でもグンっと行動範囲が広がりますよね。

私も運転免許証を持ってはいるのですが、なにぶん10年以上運転していないゴールド免許のペーパードライバーなもので、運転は怖くてできない!!!

そこで今回、イギリス人夫のスーに日本の運転免許証を取得してもらうことにしました。

 

スー
スー

日本での運転なんて、ちょっと怖いよ…

とはじめは渋っていたスーなのですが、

をまちゃん
マオ

どっちがアクセルかブレーキかわからない、指示器の出し方も忘れた私の運転の隣に乗るのとどっちが怖いと思う?

この一言で、決心がついたようです。(笑)

そんな流れで、この度スーが日本の運転免許証を取得しましたので、その経験をシェアしたいと思います。

※この記事は私たちの経験を書いたものです。提出書類、手数料、方法などの詳細は、必ずお住まいの地域を管轄する運転免許センターの情報をご確認ください。

外免切替の方法と流れ

外国の運転免許証を持っている場合、日本の運転免許証に切り替えることができます(外免切替)。

日本で運転免許証を取ろうと思うと教習所に通わなければならず、時間もお金もかかるため、外国の運転免許証を持っている場合は切替が断然お得です!

外免切替は下記の流れで行います。

  1. 外国の運転免許証の翻訳文を取得
  2. 必要書類を持って免許センターへ
  3. 適性検査を受ける
  4. 交通規則に関する知識確認
  5. 運転技能のチェック
  6. 日本の運転免許証の取得

では、それぞれ細かく解説していきます。

1.翻訳文の取得

外免切替を行う際の必要書類に「外国の免許証の翻訳文」があるため、まずこちらの取得が必要となります。

翻訳文はJAF(日本自動車連盟)、もしくは日本に所在する領事館(台湾については、亜東関係協会も可。)で翻訳したものに限り、個人や翻訳会社が作成したものは認められていないため、注意が必要です。

私たちは、JAFに依頼しました。コロナ禍ということもあり、申請には「郵送」が推奨されていたため、必要書類と発行料金(3000円)と返送料(500円)を現金書留にて送付。

返送までに1〜2週間かかるとのことでしたが、3日ほどで届きました!

JAFのサイトはこちら

2.必要書類を持って免許センターへ

【必要書類はこちら↓】

  • 外国運転免許証:免許証取得から通算して3か月以上その国に滞在があり、有効期限が切れていないもの
  • 上記免許証を日本語に翻訳した翻訳書
  • 日本免許証:過去に日本免許証を取得している場合
  • 本籍(国籍)が記載された住民票:個人番号(マイナンバー)が記載されていないもの
  • パスポート:外国免許取得日から起算して、当該外国での滞在が通算して3か月以上であることが確認できるものであること
  • 申請用写真1枚:縦3.0cm×横2.4cmで6か月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、無背景のもの

私たちが住んでいる地域の管轄の免許センターは事前予約が必要だったため、事前予約をしてから申請に向かいました。

こちらもコロナウイルスの感染拡大予防とのことで、予約は約3週間待ち!

もちろんお住まいの地域によって違いはあると思いますが、免許証がご入用の方は、早め早めに手続きを行った方が良いかもしれません。

3.適性検査を受ける

予約していた日時に行くと、まず申請書に記入をし、健康に関する質問、外国で運転免許証を取得した際の状況(教習所には行ったか、テストは受けたか…など)滞在歴の確認などを行いました。

その後、適性検査(視力テストと色彩識別能力テスト)を受けます。

免許センターの方は簡単な英語も使ってくれましたが、基本的には日本語で質問されるので、日本語を解せない方は通訳できる方を同伴してくださいとのことです。

4.交通規則に関する知識確認

知識確認は筆記試験にて行われます。

基本的な交通標識などのルールの確認程度なので、事前に勉強や準備は特に必要ないとか…。

日本語以外の言語でも受けることができ(英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ペルシャ語)、問題は10問、7問以上正解で合格です。

5.運転技能のチェック

適性検査と知識確認に関しては同日に行われますが、運転技能のチェックに関しては別日で審査日を指定され、行われるそうです。

外免切替ではこの運転技能のチェックがなかなか難しいと言われており、検定基準に沿って採点されるため、運転ができるからと言って必ずしも合格できるとは限らないそうです。

知識確認、技能確認が免除されている国も!(29カ国)

実は、下記の29カ国は協定が結ばれており、知識・技能確認が免除されています!

アイスランド、アイルランド、アメリカ合衆国(バージニア州、ハワイ州、メリーランド州及びワシントン州に限る)、イギリス、イタリア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、ギリシャ、スイス、スウェ-デン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェ-、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、モナコ、ルクセンブルク、台湾

6.日本の運転免許証の取得

スーの出身国イギリスも知識確認・技能確認の免除国なので、この度は即日で運転免許証を発行してもらうことができました。

コロナ禍で予約制ということもあり、待ち時間はほぼナシ!

だいたい1時間ぐらいで発行まで終わりました。

予約制でなかった時は、待ち時間もすごかったらしく、6時間ぐらいかかったという話も…。

逆に今は狙い目なのかもしれません。

外免切替の費用は?

外免切替の気になる費用ですが…

私たちの住んでいるエリアでは、下記表の通りでした(地域によって値段に差があるかどうかはわかりません…すみません)。

受験手数料原付、小特1,500円
普通2,550円
大型、中型、準中型4,100円
その他2,600円
交付手数料 2,050円

今回スーは普通免許のみ申請を行ったため、

受験手数料 (普通)2,550円+交付手数料 2,050円=4,600円
上記にJAFの翻訳代 3,500円を足すと、8,100円でした!!

スーは大型二輪も持っていたので、それも追加できますよ〜と言われましたが、絶対乗らないので今回は普通車のみで。

もし追加したい場合はまた翻訳書や住民票を揃えて申請しなければならないので、バイク等も乗る可能性があって、免許をお持ちの場合は一緒に申請しちゃう方が、お得やと思います!

まとめ

いかがでしたか?

翻訳文を用意したり、免許センターに行ったり、少し取得までに時間はかかるので、余裕を持って準備された方がいいかもしれません。

車があれば行けるところもたくさん!日本の運転免許証を取得した後は、安全運転で楽しんでくださいね☆

 

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