国際結婚の苗字問題~私たちの選択~

外国人のパートナーと結婚するにあたって、気になるのが「苗字(姓)の問題」ではないでしょうか?

日本人同士が結婚した場合、必然的に夫婦どちらかの苗字に統一しなければなりませんが、日本人と外国人の国際結婚の場合は、夫婦別姓が認められており、自分たちで選択することができるのです!

めんどくさがりな私としては、そんな選択肢なんてなくていいのに…( 一一)
というのが本音なのですが(笑)

でも、選択肢があるということで助かることもありますよね。

そこで今回は、国際結婚の苗字(姓)問題について書いていきます。

国際結婚の苗字(姓)の選択肢について

まずは、国際結婚をした場合の苗字の選択肢についてご説明します。

国際結婚の場合、何も手続きをしなければ苗字は夫婦別姓となり、夫婦同姓にしたい場合は、なにかしらの手続きを行う必要があります。

そして、苗字の選択肢は大きく分けて4つ!

Mao
Mao

4つとかありすぎやろ~( ゚Д゚)

と、ツッコミたくなりますが、それぞれ詳しくみていきます。

今回は例として、日本人の木村 花子さんとイギリス人のハリー・ジェームズ・ポッターさんという架空の国際結婚をしたカップルの場合で考えてみます!

  1. 夫婦別姓:木村 花子のまま
  2. 日本姓をパートナーの姓に:ポッター 花子
  3. 外国人パートナーが日本姓に(通称名となります):木村 ハリー
  4. 複合姓(ダブルネーム)::木村ポッター 花子 など

※複合姓の中でも様々な選択肢があるのですが、ここでは一括りとさせていただきます。

以上の4パターンが選択可能です。

ちなみに、2の日本姓をパートナーの姓に変更する場合は、結婚後6か月以内なら役所に氏の変更手続きの書類を提出することで簡単に変更できます!

婚姻届を提出する際に行うのが、1番スムーズだと思います。

6か月が過ぎた後に変更する場合は、家庭裁判所での手続きが必要となります。
また、4の複合性に変更したい場合は、初めから家庭裁判所での手続きが必要となるので注意が必要です。

いろいろ選択肢があると迷ってしまいますよね( 一一)

そこで、次はそれぞれのメリットについて考えていきます。

夫婦別姓のメリット

国際結婚の夫婦別姓

夫婦別姓のメリットは、なんと言っても手続きが楽ということ!

名前を変更すると、ただでさえ大変な国際結婚の手続きにプラスして、免許証に銀行口座にクレジットカードにパスポートに……という諸々の全ての名前変更手続きが追加されてしまいます。

しかし、夫婦別姓ならこれらは全て必要ありません。

また、日本で外国人パートナーの姓を名乗る場合、病院などで名前を呼ばれるときにじろじろ見られる…ということや、就職・転職活動で外国人と思われ困る…ということもあるようですが、夫婦別姓の場合は仕事や日常生活への支障もありません。

夫婦同姓のメリット

国際結婚夫婦同姓

夫婦同姓のメリットは、やはり結婚をしたという実感、家族としての一体感を感じられることではないでしょうか?

特に将来子どもを考えている場合、夫婦別姓では両親どちらかの苗字しか子どもが名乗ることができないため(日本在住の場合は日本人姓)、家族みんなが同じ苗字を名乗ることができるのは、夫婦同姓の大きなメリットです。

複合姓のメリット

国際結婚の苗字複合姓

複合姓のメリットは…、ごめんなさい。

正直、パートナーの苗字も自分の苗字も残せることぐらいしか思いつかなかったのですが…

実際どうなんでしょう?

国際結婚の先輩方、よかったら教えてください(*’▽’)

私たちの選択

イギリス人夫スーと結婚した私はというと、夫婦別姓で現在生活しております!

これは、上記のメリットデメリットを吟味して考えた結果…ではなく。

どうしようどうしよう…と悩んでいる間に、簡単に姓が変更できる結婚後6か月の期間も終了しまして。

裁判所の手続きも面倒だからまだいいか…と放置したままの、夫婦別姓であります。(おい)

お見苦しいですが言い訳をさせていただきますと、うちは誰も私の苗字に興味関心が無いようで( ̄▽ ̄)

スーに聞いても「マオちゃんの好きにしたらいいよ♡」と言われ…(変えて欲しいとか一切なかった)

私の両親に聞いても「なんでもいいやん」と言われ…(一応、長男家の長女だから残した方がいいのかなと思ったんだけど)

といったようなことからの、放置という決断なのです。

夫婦別姓が一般的な国(イタリアやフランスなど)もあるヨーロッパの中で、イギリスは夫婦同姓が一般的らしく、結婚前は苗字を変えようかな~とぼんやり考えてはいました。

また、友人から「日本人と結婚すると自分の苗字は残せないけど、外国人と結婚して残せるチャンスがあるなら、残してもいいかもしれないね」というお言葉をいただき、複合姓を考えておりました。

しかし、実際変更するとなるとなにやら大変そうだし、そもそもマンションの賃貸契約も光熱費もインターネットの支払いも全て私の名前で契約してた!!という恐ろしい事態に気付いてしまったので、しばらくは夫婦別姓でいく予定です。

今後、イギリスに移住することにでもなったら変えるかもしれませんが。(そんな予定全然ないけど)

今のところ日本で生活してるし、まだいいかな~~という感じです。

まとめ

国際結婚の場合の苗字の選択肢は4パターンありますが、苗字は一度変更すると簡単に変えることはできません。

パートナーの国の事情や今後の居住地、二人の考え方などを考慮し、結婚をする前にしっかり話し合われることをオススメします!

Mao
Mao

何にも考えていないと、私たちみたいに気づいたら6か月過ぎていた…ということになるかもしれません( ̄▽ ̄)はは

2人にとってベストな選択ができると良いですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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