「結婚式」
いざ自分が挙げるとなると、式場や衣装、挙式のスタイルにヘアメイクや演出、招待客、スピーチ、フラワーコーディネートのイメージ(テーブルクロスのカラーまで!)などなど決めることがたっくさんあります。
特に国際結婚の場合は、パートナーの国の文化を取り入れてみたり、日本式で行ったり、自由度が高く型にはまる必要もないため、逆に悩んでしまうことも…
パートナーとよく話し合い、自分たちが行いたい結婚式のテーマや演出、スタイルなどのイメージを作っておくとスムーズかと思います。
今回は、日英カップルの私たちが行った結婚式の挙式スタイルや披露宴の演出・内容についてご紹介します。
「こんな結婚式もあるんだな~」と参考になれば幸いです。
私たちの結婚式のテーマ
私たちはこの度、日本で結婚式を挙げ、この後イギリスでパーティーを行う予定です。

そのため、日本での結婚式は「とことん和風でアットホームに!」というテーマで行いました。
式場も和風な日本家屋を選び、衣装も夫は紋付き袴を。私は白無垢に、お色直しは色打掛を選択しました。
挙式スタイルについて
挙式は、式場のお庭で人前式にて行いました。
私は、神社での神前式を希望していたのですが、式場近くの神社が予約でいっぱいだったので断念。
しかし、夫は神前式の厳格な雰囲気は苦手だったようで…

緊張しちゃうから人前式でよかった~
と、逆に良かったようです。
人前式でしたので、誓いの言葉は私たちの完全オリジナルに。

私が英語で

僕は日本語で
誓いました(笑)
誓いの言葉の後は、水合わせの儀も行ったのですが…
水合わせの儀とは、新郎新婦の実家でそれぞれ汲んできた水をひとつの盃にあわせて飲む儀式。
和風人前式の演出として行われることが多い。それぞれ異なる環境で育ったふたりがひとつになり、お互いになじんで幸せに暮らしていけるようにとの願いがこめられている。
さすがにイギリスから水を汲んで持ってくることはできないので、お水をお酒に変えて「酒合わせの儀」に。
各自生まれ育った土地のお酒を持ち寄り、私の出身地神戸の日本酒と夫の出身地イギリスはロンドンのフレーバージンをミックス。
固めの盃で少しいただきましたが、想像より美味しかったです(笑)
その後、結婚証明書にサインし、挙式内容は以上のような感じでした。
披露宴の演出・内容について
披露宴で取り入れた演出・内容は
- お餅つき
- プロフィールムービー
- ミニ鏡開き
- ゲストへの手紙
- 記念日贈呈
が、主になります。細かく見ていきます。
お餅つき
海外からのゲストがいることと、友人たちにもゆっくりして欲しかったので、余興はお願いせず、お餅つきをしました。
現在、日本人でもなかなかお餅つきをする機会はないですし、イギリス人夫はもちろん夫の家族も初めての経験でしたが、みんな楽しんでくれ、思った以上に盛り上がりました!
プロフィールムービー
業者に依頼したり、友人にお願いすることもあるプロフィールムービーですが、国際結婚の場合は日本語とパートナーの言語で作る必要があるため、自分たちで制作しました。
のんびりしていたら思っていた以上に時間がかかり、結局完成したのは提出日の朝4時ごろ(笑)
10時にはもっていかないといけなかったので、本当にバタバタでした。
ご自身で作成される場合は、早めに取り掛かるのをオススメします。
ミニ鏡開き
キャンドルサービスなどの代わりに取り入れたのが、こちら。
中にお菓子を詰めて、各卓をまわり、割って歩きました。
ゲストへの手紙
最近結婚式で人気の演出と言えば「花嫁の手紙」ではないでしょうか?
日本では両親に感謝の気持ちを述べ、感動を呼ぶ演出ですが、実は海外ではあまり一般的ではありません。
私自身も、両親への手紙というのは「う~ん」派(笑)だったので、その代わりに来てくれたゲスト全員それぞれにメッセージという形にしました。
記念品贈呈
実は1番悩んだのが、こちらかもしれないです。
両親への記念品と言えば、一般的なのが「花束」ですが、夫の両親はイギリスから来てくれているため、花束はNG。
その他にも、持って帰る際あまり荷物にならず、壊れにくく、イギリスでも使えるもの(電化製品などはプラグや電圧の関係で×)…となると、なかなか選択肢が狭まってしまいました。
結局、プレゼントしたのは小さい頃から今までをまとめたアルバムと、生まれ年のワイン。ギリギリにオーダーしたのでヒヤヒヤでした。
司会はバイリンガルに
これは、今回の結婚式で1番選んで良かったことかなと感じています。
私たちの式は和風な日本式で行ったため、それぞれの儀式(水合わせの儀など)の意味を英語でも解説してくれ、よりスムーズに式が進み、夫の家族もリラックスして参加していただけたと思います。
通訳をしてくれる方がいる場合は問題ないかもしれませんが、いない場合や新郎新婦がお互いの言語に堪能でない場合は絶対オススメです。
まとめ
以上が私たちの挙げた結婚式の概要です。
結婚式は自由度が高い分、演出など悩むことも多いかと思います。
私たちは、演出などはなるべく和風なものを選び、ゲスト全員に日本の文化を楽しんでもらえるように心がけました。
海外からゲストが来る場合は、日本の結婚式文化や服装などのマナーも事前に伝えておくと、安心して参加していただけるかと思います。国際結婚の場合、通常の結婚式に加えて配慮しなければならないことも多く、大変なことも多いですが、人生1度のスペシャルデーが素敵な1日になりますようにいろいろ考えたいですね。

これから、結婚式を挙げる方の少しでも参考になれば幸いです(*^^*)
準備は早め早めが大事ですよ!!(お前が言うな)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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