雨や曇りの日が多く、「天気が悪い」というイメージが強いイギリス。
実際の年間雨量は日本の方が多いのですが、イギリスでは1年を通じて雨量に偏りなく降ることから、このようなイメージがあるのかもしれません。
しかし、夏の期間は1年の中でも雨の降る日数が少なく、イギリスでは珍しい快晴の天気を楽しむことができます。
今回は、そんなイギリスの夏の天気・気候とおすすめの服装についてご紹介します。
【夏のイギリス】天気・気候とおすすめの服装
イギリス(ロンドン近郊)の6月・7月・8月の平均気温は
- 6月:最高気温(20.6℃)、最低気温(12.8℃)
- 7月:最高気温(23.9℃)、最低気温(14.5℃)
- 8月:最高気温(24.7℃)、最低気温(14.6℃)
夏は最高気温が25℃を超える日も増えますが、日本のように湿度が高くないため、快適に過ごすことができます。
25℃を超えた日中は、半袖・ハーフパンツで全然大丈夫です。
しかし、朝晩は冷え込むことも多く、薄手のカーディガンなど体温調節できるような服装の用意をおすすめします。

薄手の上着を着てちょうど良いぐらい
7月の初めから末まで3週間滞在した時は、カーディガンが必須な日も多かったです。
8月末〜9月の初めに滞在した時は、薄手のコートを羽織らないと寒く感じる日もありました。
また、日差しも結構きついので、帽子やサングラス、日焼け止めも必須です。
エアコンがない?イギリスの夏事情
実は、イギリスのほとんどの家庭にはエアコンがありません。
また、窓に網戸もありません。
窓に網戸がない理由はわかりませんが、エアコンがない理由は「すぐに涼しくなるから必要ない」そうなのです。
そのため暑い日は窓を開けて過ごすのですが、網戸がないため普通に虫が入ってきます。(なんで網戸がないんだろう…)
それでも、地球温暖化の影響か30℃を超える夏日も増えているイギリス。
各家庭のみならず、電車やバスなどの公共交通機関にもエアコンは搭載されていないようなのです。(新しいタイプの電車などには搭載されているものもあります)
そのため、汗だくになりながら電車やバスに乗ることもしばしば…
乗り物酔いしやすい私は、暑い電車やバスはなかなかの苦行でした。(イギリス人の彼も日本の涼しい電車が恋しがっていました。)
イギリスでエアコンに凍えることはあまりありませんが、寒暖差で体調を崩さないようご注意ください!
夏のイギリスは昼が長い
イギリスは日本よりも緯度が高い場所に位置するため、夏場は日の長さが長くなります。(逆に冬場は、とても短い)
日の出 | 日の入り | |
東京(夏至) | 4:24 | 19:02 |
ロンドン(夏至) | 4:43 | 21:22 |
東京(冬至) | 7:04 | 16:52 |
ロンドン(冬至) | 8:00 | 15:52 |
そのため、夏の間は夜10時ごろまで明るく、夜遅くまで観光を楽しむことができます。

夜の9時半ごろ(7月中旬のイギリス)
まとめ
いかがでしたか?
とってもおすすめな夏のイギリス。
夜10時ごろまで明るいので、パブのガーデンやレストランのテラスなどでのんびり過ごすのも気持ちがいいですよ。
日中は暑い日も多いですが、朝晩はジーンズに長袖でちょうどいいくらいの日も多かったです。
天気予報をチェックしつつ、夏のイギリス旅行を楽しんでくださいね☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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