イスタンブールに到着した初日。
乗ったタクシー内にバックパックを忘れてきてしまったマヌケな奴はどいつだい〜?
あたしだよ!!(ネタが古い)
事の詳細はコチラの記事にて

日本で忘れ物をしたり、落とし物をしても手元に戻ってくることの方が多いのではないでしょうか?
しかし、海外では逆。
忘れ物や落とし物をした場合は、「返ってくることはない」と諦めた方が良いでしょう。
特にどこに忘れたかわからない場合や、流しのタクシーなどに忘れてしまった場合は、探す術もないため、見つけるのは奇跡と言えそうです。
しかし、この度そんな奇跡のような出来事があったので、タクシーに乗る際の注意点と併せてご紹介いたします!
イスタンブールのタクシー事情

まずこの度、私がバックパックを忘れたイスタンブールのタクシー事情をご紹介します。
イスタンブールには大きなタクシー会社はなく、数台から数十台のタクシーをまとめているタクシー乗り場がタクシー会社のようになっています。
そのため、何社かのタクシー会社に問い合わせて忘れ物を確認してもらう…ということは難しいです。
また、イスタンブールでは1つの車両を数名の運転手さんでシェアしていることが多いそうで、たとえタクシー会社を見つけることができても、自分が乗った運転手さんがすぐ見つかるという訳ではないようです。
さらに、イスタンブールのタクシーはあまり評判が良くなく…
- ぼったくり
- お金のすり替え(小さい額のお札とすり替える)
- メーターを使わない
- お釣りをくれない(これやられた…笑)
などのトラブルも多いそう。
イスタンブールでタクシーを利用される場合は、ぜひご注意ください。
イスタンブールでタクシーに乗る場合の注意点

万が一、忘れ物や何かトラブルがあった時のために、タクシーに乗る場合は以下のことをおすすめします。(イスタンブール以外での海外旅行先でタクシーに乗る際もおすすめです)
- タクシーのナンバープレートをメモする
- 車体の側面のタクシーナンバーをメモする
- 領収書をもらう
トルコのタクシーは領収書の所有が義務付けられており、その領収書から所有者が特定できるため、何かあった場合の問い合わせ時に役立ちます。
また、「細かいお金がない」とお釣りを返してくれないこともあるので、タクシーに乗車する前に細かいお金は用意しておいた方が良いです。
タクシー内に忘れ物をしてしまった場合

空港やホテル、タクシー乗り場から乗車した場合は、その乗車場所へ問い合わせましょう。
タクシーナンバーが分かれば、問い合わせてくれるはずです。
ただし、流しのタクシーを利用した場合は、忘れ物を見つけるのは難しいと覚悟した方が良いでしょう。
タクシーに忘れたバックパックが戻ってきた話
さて、では上記のイスタンブールのタクシー事情を踏まえた上で、今回の私の紛失した状況を簡単にご説明いたします。
- 空港からのエアポートバスを降りて、止まっていた流しのタクシーに乗車
- タクシーナンバーは不明
- 領収書ももらっていない
- なんならお釣りもちゃんとくれなかった
絶望的ですよね(笑)
そりゃ、警察に行ってもどーにもしてくれないワケだわ。
そんな私のバックパックは、いかにして手元に返ってきたかと言いますと…
なんと!
なんと!!
タクシーのおじさんが宿泊場所まで持ってきてくれたのです(;o;)
神様かと思ったよ。
バックパックを失くした翌日。
ブルガリアからイスタンブールへ、バスで向かっているという妹を宿泊しているゲストハウスで待っていました。
しかし、妹の乗っていたバスは大幅に遅れ、深夜到着予定が朝方到着することに。
なかなか連絡が取れない状態でうとうとしながら待っていると、外にタクシーが止まる音がしました。
時計を見ると、朝の6時…。
ドンドンドン!
ドンドンドンドンッ!!
ドアを叩く音が。
妹が到着したんだ!
宿泊していたゲストハウスは、フロントオフィスがないため、玄関の鍵を私たちで開けなければなりません。
急いで階段を駆け下り、ドアを開けると、そこにいたのは…

わたしのバックパックを持ったタクシーのおじさん( ; ; )
わたしのあまりに嬉しそうな顔に、後ろで見ていた夫は一瞬で「あ、これは妹じゃないな」と思ったらしい。
おい。
そんなこんなで、まさかのタクシーのおじさんが届けてくれるという、奇跡が起きました。
そうして、イスタンブールのタクシー内に忘れたバックパックは、私の元に戻ってきたのです。
ちなみに、戻ってきたバックパックの中身はというと…
現金が全て失くなっていました。
しかし、それ以外は全てそのまま。
現金に関しては、タクシーのおじさんが盗ったのかもしれないし、私たちの後に乗せた乗客の人が盗ったのかもしれないし、それは謎のままです。
でも、わざわざ届けてくれたタクシーのおじさんには感謝してもしきれません。
まとめ
最悪な始まりだったイスタンブール旅行でしたが、最後はハッピーな気持ちで次の目的地に向かうことができました。
今回は、奇跡的にバックパックが返ってきましたが、海外での忘れ物は戻ってこないことが多いです。
荷物がなくなると、その後の旅行も一気に楽しめなくなってしまうことも…。
海外旅行先では、日本とは違うことを忘れず、いつも以上に慎重に行動することが大切です。
私も今後の旅行では、持ち物のトリプルチェックを忘れず心がけたいと思います。
最後までお読みいいただき、ありがとうございます。
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